障害者にトレッキング体験を提供するために、東京都内の旅行業者などを対象に、障害者等に向けて自然体験型観光プログラムを提供するノウハウを学ぶ「トレッキング運営体験ワークショップ」を開催しました。
プランニング・ネットワーク ユニバーサルツーリズムアドバイザー、オフィス・フチ 代表の渕山知弘氏を迎え、講義と、実体験(車いす補助と視覚障害者手引き模擬体験)を実施しました。
渕山氏は大手旅行会社で30年勤務し、そのうち22年間バリアフリー旅行やユニバーサルツーリズムに注力、現在はその経験を活かして、全国の自治体、企業、学校等のユニバーサルツーリズム関連業務に対応しています。東京都では観光産業ワンストップ支援センターの東京観光産業アドバイザーに登録されています。
講義は「自然体験✕アクセシブル・ツーリズムのススメ」として、アクセシブル・ツーリズムについて、障害者や高齢者など、移動やコミュニケーションにおける困難さに直面する人々のニーズに応えながら、誰もが旅を楽しめることを目指すものであると解説しました。さらに、自身がサポートする高知県での自然体験プランと長野県の高原リゾートの取組を紹介しました。
